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家で全く勉強しないんですが(怒)

  • 執筆者の写真: 岡田 佑一
    岡田 佑一
  • 2020年1月10日
  • 読了時間: 4分

更新日:2021年11月19日

はじめに

  家で勉強するかどうかは習慣によるところが大きいですから、目指すべきは「習慣化」なのですが、これは一朝一夕で身につくものではありません。まずは現状把握をしっかりしてください。


学校や塾の宿題はする

  この場合は、単純に勉強内容や計画を事前に決めておくことで解決する場合が多いです。ただし、勉強がただの作業になってしまって学力向上にあまりつながっていない可能性もありますので、学習成果の確認は定期的に行う必要があります。


宿題すらしない

  家で宿題すらしないのは、「する必要がないほど勉強がよくできている」場合もありますが、多くの場合はそうではありません。宿題は学力向上に効果があるのかという議論があり、それはそれで考えるべきでしょう。ただし今優先すべきことは、基本的な約束事をきちんと守るかどうかであり、社会生活を営む上で大切なことです。ですのでトータスでは学校で定められた課題に対して真剣に取り組むことを推奨しています。

  では、実際に改善していくにはどうすれば良いかというと、これがなかなか大変です。まず第一にお願いしたいことは、『お子さん個人の問題ではなく家族全体の問題』と捉えていただくことです。


家族としての取り組み

  「もう中学生にもなったことだし、親がそういうことに手出し口出しすべきでない」という考え方は、半分は正解です。この考えが正しいのは、「小学校に通う間に基本的なトレーニングが完了した」という前提があってこそです。単に年齢を重ねただけでなんでもできるようになるわけではありませんからね。よくある話として「小学校までは親が宿題を見ていたんですが、中学生になって本人に任せるようにした途端全然しなくなってしまった」のようなことがあります。

  作業内容自体にあれこれ口出しをする必要はありません。学校から帰ってから、あるいは休日に必ずやるべきことを確認し、きちんと優先順位を持たせることは最低限必要です。当たり前といえば当たり前なのですが、ここから実効性を確保するのはかなり難しいことが多く、それは両親とも仕事等で忙しくなかなか手が回らないからです。


やっぱり難しい

  家庭でのルールを決めてみたものの、親は仕事で忙しくてチェックできない。声をかけようにも子どもは反発する。結局時間だけが過ぎていくという状況は珍しくありません。残された手段は外部の力を頼るということになります。信頼できる家庭教師に依頼する、個別指導の専門塾に相談する等いくつか選択肢はありますが、忘れてはならないのは『改善するには時間がかかる』ということです。最初にも述べた通り、基本的には習慣化を目指すことになりますので、年単位で取り組む覚悟が必要です。


トータスでの取り組み

  ここからトータスの宣伝になりますが、トータスではいくつかのステージに分けて取り組んでいます。


  • 【ステージ1】作業能力

  宿題ができない原因を絞り込んでいくと、作業手順や作業速度に問題があって集中力が持たないケースが多いため、できるだけ短時間で効率よく作業を終えるためのトレーニングを行います。


  • 【ステージ2】家庭学習シミュレーション

  基本的な作業能力を身に付けたあとは、自宅で一人だけになった状況を想定して宿題や考査対策の具体的な手順を確認・実践します。学習内容よりも時間の使い方や気持ちのコントロールに対するアドバイスを重視します。


  • 【ステージ3】学習計画作成・実践

  一人での作業感覚に慣れたところで実際に自宅でする内容を決定し、3~7日単位で進捗状況を確認します。1か月程度継続して問題なければ対策完了です。

  課題提出ができていなかったりテストの点数が取れていない場合は、ステージ3まで到達するのに非常に時間がかかります。特にステージ1の段階では努力が点数や成績に直接反映されにくく、モチベーションの維持が困難です。この問題を解決するために、トータスでは独自の評価システムを用いて成長度合いを実感していただく工夫を行っています。


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